【目標設定】忙しくて夢を持つ余裕がない人こそ、夢を持つべき理由

毎日の生活を送るだけで精一杯。
だから夢や目標を持つ余裕なんて
ないんです！
　
　
という相談を受けることがあります。
　
　
またそういう方は
　
　
「現状が落ち着いたらゆっくり
考えたい」と言います。
　
　
この考えを持ち続ける限り、
今の状態がずっと続いてしまう
可能性が高いです。
　
　
じゃあそこから抜け出すには
どうすればいいか？
　
　
答えは、やはり
夢や目標を持つべきなのです。
　
　
これが現状から抜け出す、
「最善」の方法で、しかも
「最短」の方法だと思います。
　
　
現状の忙しさや悩みから
抜け出すには大抵の場合、
なんらかの抜け出すための「行動」
を取る必要があります。
　
　
もちろん時間が経てば落ち着く
忙しさもありますが、間髪に入れずに
別の何かが起きてまた忙しくなる。
　
　
こういうことってよくありますよね。
　
　
つまり、強く望んで行動しない限り、
基本的に現状は変わらないです。
　　
　
そして抜け出すための行動を
取るためにはそれなりの
気力、エネルギー、そしてに何よりも
　
　
「抜け出す理由」
が必要なのです。
　
実際に起きた例を
一つ紹介します。

とある会社員の方がうつ病の
薬を服用しており、それを断ちたい
と思っている方がいました。
　
　
でも一旦服用を始めてしかも
数年以上飲んでいると、完全に
絶つのは本当に大変なことなのです。
　
　
今はとにかくそれを実現してから
目標を立てたい、という考えをもって
いたので、
　
　
まずは薬を断った後、
どのような状態になって、
どんなことをしたいか？
どんな生活を送りたいか？
　
　
これをしっかり考えてイメージ化し、
それを目標にしていただきました。
　
　
これを実践して彼女の意識は
一気に変わりました。
　
　
今まではとにかく薬を断つことしか
考えおらずなかなかそれが行動に
結びつかなかったのが、
　
　
抜け出す明確な理由
　
　
が生まれて、それが行動するための
モチベーションになったわけです。
　
　
つまりその方の最初の目標は
　
　
「とりあえず薬を断つこと」
　
　
だったのですが、最初から
「薬を断った後何をしたいか？」
をしっかりイメージした方が
圧倒的にモチベーションが上がり、
行動しやすくなったのです。
　
　
つまり、
最初に掲げていた「薬を断つ」
というのは本当の目標ではないという
ことです。
　
　
その先に何かしたいことがある、
今手に入れていない何かがある
自分にとって何らかのメリットがある、　
　
だからこそ、薬を断ちたいわけです。
　
　
ですのでその先の「何か」を見ていく
必要があります。
　
　
この一歩先の本当の目標のことを
「メタアウトカム」、もしくは
「メタゴール」と呼びます。
　
　
そのクライアントさんはこれに気付き、
目標を立てることで一気に意識が
変わったというわけです。
　
　
そしてそこに向けて
行動できるようになり、
コーチングをしている最中は
薬の量を減らす程度に
とどまりましたが、
1年後に無事薬を断ち、
　
　
目標にしていた結婚と、
仕事への復帰を
実現することができました。
　
　
今がいっぱいいっぱいで
その状況が嫌なら
それをバネ（エネルギー）にして
行動を起こすことが抜け出すカギです。
　
　
そしてそのエネルギーを正しい方向に
活用するためには、
真の目標（メタゴール）が何よりも
大事になってきます。
　
　
ですので、
日常で忙しくて余裕がない人こそ、
目標を持つべきなのです。