「目標」ってそもそも必要なの?と思っている方に伝えたい「掃除機」のお話

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そもそも目標って必要なの?

こんにちは、コーチ Kenです。

突然ですが、あなたの今の目標は何ですか?と聞かれたらなんて答えますか。

さらっと答えられる人もいれば、急に言われてもね。。。と首をかしげる人もいるかもしれません。

では、そもそも目標って必要でしょうか?

これに対する答えは人それぞれでしょうが、私は以下のように考えています。

しっかりと作られた目標ならあっても良い!むしろあなたの背中を押してくれる強力な武器となる可能性があります。でもなんとなく作った目標ならばあまり持っていても意味がないかもしれません。

例えば、使い勝手が良くてスムーズに床を綺麗にしてくれる掃除機なら重宝されますが、吸い込みが悪くてほとんど機能しない掃除機なら持っていても邪魔になるだけですよね。

目標に対して以下のように感じている人はもしかしたら目標を後者の掃除機と同じようにとらえているかもしれません。

  • 目標を持つとプレッシャーになり、重苦しく感じる
  • 目標はかえって自分の行動や可能性を制限する気がする
  • 目標を持っても続かないし、すぐに忘れてしまう

つまり目標が重くてコードが絡みやすくて吸い込みも悪く、メンテナンスがされていない掃除機と同じような存在であるということです。これだと普段から積極的に掃除をしようと思わなくなりますよね。少しくらい汚れていても、「まあいいか」となり、最低限しかやらなくなることは容易に想像できます。

逆にコードレスで軽くて吸い込みもよく、メンテナンスもしやすい掃除機だったらどうでしょうか。しかもデザインも格好よく、インテリアとしても映えるような掃除機が部屋に置いてあったら、少なくとも先ほどの掃除機よりは断然使いたくなるだろうし、使っている最中も鼻歌を歌うなど、掃除する過程すらも楽しめるようになるかもしれません。

目標も全く同じです。

良い掃除機を持っていると常に部屋が綺麗で快適にする手助けをしてくれるように、良い目標を持っていれば人生を快適な状態に保つ手助けをしてくれます。その分接する頻度も多く、そして長く付き合いたくなる存在となり、大事にしたくなります。目標に対して取り組んでいる過程を楽しむこともできます。

反対に機能しないような目標ならば負担になりかねません。掃除機を粗大ごみに捨てるのと同じように、「捨てる=諦める」ことすら負担に感じ、そのまま放置されてやがて忘れられる存在へとなってしまいます。

人によって目標がプラスになったり、マイナスになるたった一つの理由はなんでしょうか?

それは「目標の質」です。「質の良い」目標なら持つ意味がありますが、「質の悪い」目標ならば持つ意味がないです。

では「質の良い」目標とはどんな目標でしょうか?どうやって作ればいいのでしょうか?

このブログでは記事を複数回に分けて、目標に対する考え方や具体的な作り方をお伝えしていきます。

目標に対する考え方と作る上でのコツを理解すれば誰でも「質の良い」目標は作れます。

もちろん目標を作って満足するだけでは意味がありません。目標に対して取り組むのはあなた自身であり、実現に向けて行動を続けることが何よりも大事です。それができればきっと今よりも人生は充実するでしょう。

良い目標とは行動へとつながる目標であり、その行動に対する考え方もブログの中で紹介していきます。

質の良い掃除機を使うと掃除が今までよりも楽しくなり部屋が快適に保たれるのを同じように、ぜひ質のいい目標を作って快適な、充実した人生を送っていきましょう!

まとめ
  • 「質の良い」目標であれば持っていても意味がある!
  • 目標に対する考え方を理解し、コツを掴めば誰でも「質の良い」目標は作れる

あなたの目標はいくら?目標の「価値」について考える

もし仮にあなたが目標を持っていたとして、良い目標だから10万円で私に譲ってくれ!と誰かに言われたら喜んで承諾しますか?

変な質問ですが、少し考えてみてください。

質の高い掃除機だったらある程度値段が高くても売れるでしょうが、目標は個人的なものですし、なかなかそうはいきませんよね?とはいえ質の良い目標を作る上でその目標にどれくらい価値があるのか?について考えるの大事なことです。

そしてこれから人生の目標を作るコツを伝えていく前に、目標を作る上でおさえないといけない、重要なことがあります。この大前提から外れてしまうと良い目標を作るスタートラインにすら立てないと思っておいてください!

それは次のフレーズです。

「私が掲げる人生の目標は私自身にとって価値があるものではないとけない」

当たり前の話ですが、とてもとても重要なことなのです。

自分が作る目標は、自分自身にとって価値がないと全く意味がありません。そうじゃないと目標を達成する意味もないし、そもそもその目標に向かって頑張ろうというモチベーションも上がらないですよね。

例えば会社で1年の個人目標を立てるといった経験したことはありませんか。その目標が自分にとって価値のあるものだと納得できればいいのですが、半分決められたような目標を「作らされる」という経験をされた方も中にはいるのではないでしょうか。もちろんそれは「会社にとって価値のあるもの=会社の利益」につながるものである以上、個人として価値を感じるかどうかに対して多少の乖離が生じることがあるかもしれません。

その乖離が大きければ大きいほど、目標は立てたけどなんだかやる気が出ないな、仕事に身が入らないなと言った残念な結果につながります(会社としてはそうならないために、個人として価値を感じられる目標設定ができる工夫をする必要がありますね)。このような状態にならないためにも人生の目標は自分自身にとって価値があるものでないといけません。

では最初の質問に戻ると、その目標いいね、10万で買うよ!と言われたからといって必ずしもそれが「質の良い目標」だとは限りません。

何が言いたいかと言うと、

誰にとって「良い」目標なの?

ということです。周りがどんなにその目標を称賛し、良いねボタンを押したからといってそれが良い目標になるとは限りません。

逆に周りがどんなにその目標に対して冷ややかな反応を示したとしてもそれだけで質の悪い目標というレッテルを貼る必要はありません。

大切なのはあなた自身です。

あなたにとってその目標は価値あるものですか?

その目標はあなた自身がお金を払ってでも欲しいと思えるような目標ですか?

何かしらの価値を見い出せるものですか?

ということです。

これをきちんとおさえないと目標に「ズレ」が生じてしまいますので今後目標を作成したり、意識する時は頭にいれておきましょう。

もう一つ忘れてはいけないことがあります。

目標が自分にとって価値があることが何よりも大事だということを書きましたがそれは過去の自分でも未来の自分でもダメです。

目標は「今の自分」にとって価値あるものでないといけません。

機能の良い掃除機も時代と共にニーズも変わってくると思います。もしあなたが留守の間に自動で掃除してくれる、ルンバのようなものを手に入れたら掃除機は押し入れに収納できる小さくてシンプルなモノがいいと思うようになるかもしれません。そうすると前は価値を感じていたスタイリッシュな掃除機も、今はその価値が下がっている可能性があるということです。目標に対しても同じように考える必要があります。質の良い目標は大前提として「今の自分」にとって価値ある目標でないといけないということです。これを覚えておきましょう。

以上、目標の必要性や質のいい目標とはなにか?についての考えをこの記事では紹介しました。次の記事では目標を作るためには何をベースにするべきか?について見ていきしょう!

まとめ
  • 目標は作る人自身にとって価値があるものでないといけない
  • 周りの評価で目標の価値は決まらない
  • 過去や未来ではなく「今の自分」にとって価値があるものを目標とするべき

質の良い目標は大前提として「今の自分」にとって価値ある目標でないといけない

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