先日こんな相談がありました。
「尊敬しているAさんが別の人の陰口を
言っているのを聞いてショックを受けた」
「そういうことをしない方だと思っていた
ので何を信じていいかわからなくなる」
と相談者の方は落ち込んでいました。
この場合の考え方について伝えて
いきますね。
まず大事なのは
Aさんの行動は自分自身が、
コントロールできないことを認識する
ことです。
あとAさんも、人間なので
陰口を言っている時の心の状態は
よくなかったかもしれません。
その行動自体は決して褒められるもの
ではないですし、がっかりしたかも
しれないですが、
一つの行動でその人を判断するのも
賢明ではないですよね。
ではどうすればよいのか?
「嫌いなら斬ってしまえ!」
と私が呼んでいる手法があり、
これは嫌いな人、苦手な人に対して
やAさんのように部分的に嫌な面を見た時
に使える考え方となります。
流れはこんな感じです↓(添付の図も参照)
①頭の中でAさんが立っているのを想像
②「心の刀」でAさんを何度も斬る!
③Aさんがバラバラバラになる
④バラバラになったAさんをよく見ると
尊敬できる部分と嫌いな部分に
切り分けられている。
⑤嫌いな部分は置いておいて、尊敬できる
部分を見てそこに部分においては今まで
通りAさんの一部だと認識して尊敬し
続ける。

つまり、嫌いな人、嫌な部分を見た人を
「一つ」としてみてしまうとその部分
ばかりにどうしても目が行きがちになるの
ですが、良い部分と悪い部分に切り分ける
ことで分けてみることができるように
なります。
この手法を伝えたところ、その方は
「そうですよね!陰口を言っているところ
を見てAさんを嫌いになりたくなかったので、
今まで通り尊敬しているところは
そのまま尊敬の気持ちを持って接します!」
とおっしゃって頂けました。
どんなに嫌いな人でも、
細かく「割る(斬る)」ことで必ずその人
にとって嫌な部分の他にも良い部分も
見えてくるはずです。
あと、斬ることで気持ちも
すっきりします笑
いや良いところないでしょ、
と思っている方は
斬った後、よーく見てください。
自分で斬ったのだから必ず、
良いところと悪いところ、
両方ありますよ!
それでも人間関係に悩んだ場合はいつでも私にご連絡ください!
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