先日クライアントのCさんから
こんな相談がありました。
子供が通知表をもらってきて、結果が
よくなかったので起こってしまったということです。
怒りを感じた理由を聞くと、
日頃、ゲームばっかりして、散々勉強
しなさいと言ってるのにしなかった
結果が出たとことに対して怒りを感じた
ということでした。
これ、気持ちはすごくわかります。
親としてはそうなることが予想できている
分、早めに手を打っているのに効果が出て
いないことに対するフラストレーションも
あるわけですよね。
ここで考えたいのが、怒りを覚えた時に
自分と相手のどちらに
意識が向いているか?
ということです。
「日頃、ゲームばっかりして、散々勉強
しなさいと(私=親が)言ってるのに
しなかった結果が出たとことに対して怒り
を感じた」
となっている場合、意識が「子供」
ではなくて「自分」に向いてしまって
います。
これだと相手に意図が伝わらないので、
意識を子供にいかに向けるかがポイント
になります。
また、「子供のことを思って、信じて
伝えているのに応えてもらえないことに
対してしんどさを感じている」との
意見も頂きましたが、
これも
「せっかく(私が)信じて伝えているのに
。。。」と意識があくまで自分に向いて
いるので、この気持ちでいる限りは
上手く伝わりません。
相手に全ての意識を向けて相手の味方で
いること。相手のことをできるだけ信じて
相手のためを思って話す。
できるだけ全意識を相手に向けて、
接することで、必ず相手の受け取り方も
変わってきます。
難しく聞こえるかもしれませんが、
まずは
①相手の味方であることを思って
話し、味方であることを伝えてあげる
②どうすれば相手がよくなるだろうか?
相手のためになるだろうか?ということを
優先して接する
こういった意識を持つとことが
大事です。
「本気で私のためにってくれてる」
「私のためを思って言ってくれている」
ということが伝わると、相手の受け取り方も
少しずつ変わってくるはずです。
これは子供に限らずですが、相手に
思いが伝わらない時、
意識が自分にいっているのか、相手に
向けられているか?をまず考えて
みるといいかもしれません!
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