先日、クライアントさんと目標設定を
する工程の中で
自分のやりたいことを書くワークを
やっていただきました。
書いた内容について二人で見ていくと、
クライアントさんは自分が書いた内容
であるにもかかわらず、やる必要がない
理由を一つ一つ上げて
排除しようとしていました。
例えば、○○の国に行きたいと
書いていたのですが、
いざリストを見直す時、
「行く友達がいないから楽しめない」
「言葉通じないから厳しい」
と「実現しなくていい理由」を
探している感じでした。
これは
「クリエイティブアボイダンス」と言って、
本当にやりたいけど難しい（と思っている）
ことを排除することによって、今の自分
（まだ実現できていない自分）を正当化
するという行為です。
これはこの方に限ったことではなく、
私も含め、皆さん割と日常生活で頻繁に
行っています。
例えば、
あるコンサートのチケットを買おうとした
けど購入期限が過ぎてしまい、買い損ねた
場合に
「どっちにしろ、あのチケット高すぎた
から買わなくてよかった」
といってチケットを購入し長かった自分を
正当化するのもクリエティブアボイダンス
の一つです。
このように日常生活のちょっとしたことで
発生させるのはまだしも、それで人生の
目標や本当にやりたいことを排除してしまう
のであればもったいないですよね。
目標設定をしている中で
クリエティブアボイダンスが発生する
理由は以下の３つであり、どれに
あたるかを判断することが大事です。
①思い込みにより発生
②情報が足りていないことにより発生
③自分にはそれができないと思っている
○○の国にいきたいという最初の
例で見てみると、
「行く友達がいないから楽しめない」
が①に当てはまります。
行く友達がいないのか
1人で旅をすると楽しめない
というのは思い込みである可能性が
ありますよね。
この場合は思い込みであることを
認識することで解決する場合が
多いです。
また、
「言葉通じないから厳しい」
は②の情報が足りていない可能性が
あります。
調べてみると言葉が通じなくても、
日本語でのツアーがあったり、
片言の英語だけでも十分に楽しめる
可能性だってあります。
②の場合はシンプルに情報を集めて
いくことが大事です。
③は
過去もそうだったし、今もこんな状態
だから未来もできるはずがないとように、
「過去」と「現在」の自分に引っ張られて、
自分に制限をかけてしまっています。
この場合は、未来を過去と現在から
切り離す必要があり、
本当に行きたい方向に行っていいんだよ！
と自分に「許可」を出す必要があります。
③は場合によってはコーチングを何度か
重ねていくことで改善することができます。
以上のようにクリエティブアボイダンスが
発生した場合はその理由を見ていき、
それぞれに合わせて対処していくことが
大事になります！
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